Synologyのボリュームが
クラッシュしたときの判断
- データを読み取れるかどうかで、公式の対処がまったく変わります。読み取れる場合と読み取れない場合で、やるべきことが逆になります。
- データを読み取れているなら、電源を切らないでください。公式も「データの安全性を確保するため、システムの電源を切らず」と明記しています。
- ストレージ プールの削除は、バックアップを終えるまで実行しないでください。公式手順にも含まれますが、順序を守らないとデータを失います。
現在の状態を確認
公式が分けている4つの状態のうち、どれに当てはまるかを選んでください。
公式が分けている4つの状態
Synology公式は「ボリュームのクラッシュは修復できません」としたうえで、状態別に対処を分けています。同じ「クラッシュ」でも、データを読み取れるかどうかで手順が逆になります。
「クラッシュ」と「劣化」は別の状態です
ストレージ マネージャの表示が「劣化」なら、まだ対処の選択肢があります。「クラッシュ」とは公式の扱いが異なります。取り違えると判断を誤ります。
「1 つ以上のドライブに障害が発生した場合、ストレージ プールは劣化状態になりますが、データの損失が発生していないため、ストレージ プールはアクセス可能です。修復機能を使用して、劣化したストレージ プールを修復し、正常な状態に戻すことができます。」
「ストレージ プールの状態が [クラッシュ] になった場合は、お客様がご自身で復元することはできません。」
「注:[修復] オプションは、ストレージ プールが劣化している場合にのみ表示されます。」 / 出典: Synology公式: ストレージ プールの修復(DSMヘルプ)(確認日 2026-08-31)
公式の4シナリオ
シナリオ1:システムの電源を入れられない
ドライブの故障により、Synology ストレージ システムの電源を入れられません。ドライブの故障を修復し、ドライブからデータを取得してください。
シナリオ2:データを読み取れない
Synology ストレージ システムの電源を入れてサインインできます。ただし、ドライブ エラーにより、システム上のデータを File Station 経由で読み取ることができません。サポートについては、お近くのデータ復旧会社にお問い合わせください。
シナリオ3:データをまだ読み取れる
Synology ストレージ システムの電源を入れてサインインできます。また、システム上のデータを File Station 経由で引き続き読み取ることができます。データを安全に保護するため、システムの電源を切らず、以下の手順に従ってください。
- システム内のデータをローカルネットワーク内のクライアントコンピュータ(WindowsまたはMac)にバックアップします。
- ストレージ マネージャに進み、クラッシュしたボリュームのストレージ プールまたはデュアルプールを削除します。
- Synology ストレージ システムでメモリテストを実行します(詳細はこちら)。テスト結果が正常でない場合、またはテストに成功しなかった場合は、メモリ モジュールを交換してください。Synology 以外のメモリー モジュールを使用している場合は、Synology 製のものと交換してください。
- 新しいストレージ項目(ストレージ プール/デュアルプール/ボリューム)を作成します。
- バックアップしたデータを新しく作成したストレージ項目に復元します。
シナリオ4:ドライブが誤って取り外された
ドライブを誤って取り外したことが原因でボリュームがクラッシュした場合は、次の操作を行ってください。
- 取り外されたドライブを直ちに Synology ストレージ システムに再挿入してください。
- オペレーティングシステムに応じて、次の操作を行えます。
- DSM 7:ストレージ マネージャ > ストレージに進み、オンライン組立を実行して、システムを再起動せずにストレージ プールを利用可能なステータスに戻します。
- DSM 6.2:システムを再起動します。
- DSM Enterprise (PAS):ストレージ マネージャ > ストレージに進み、オンライン組立を実行して、システムを再起動せずにストレージ プールまたはデュアルプールを利用可能なステータスに戻します。
- 問題が解決した場合は、データスクラビングを実行してください。手順については、DSM 7、DSM 6.2、またはDSM Enterprise (PAS)を参照してください。
- データを安全に保護するため、データをバックアップしてください。
公式が挙げるクラッシュの原因
- 不良ドライブがストレージ プールまたはデュアルプールから取り外され、RAID 構成から取り外されたドライブの数が最大ドライブフォールトトレランスに達した。
- 人的ミスによって RAID 構成から誤って取り外されたドライブの数が最大ドライブフォールトトレランスを超えた。
- SSD 読み書きキャッシュがクラッシュしたか、正しくアンマウントされていません。
- Synology ストレージ システムに互換性のないドライブが取り付けられています。
- 予期しない電源障害、または以前に読み書きエラーが発生したドライブによって、過剰なファイル システム エラーが発生した。
- Synology 以外のメモリー モジュールが取り付けられている、または取り付けられたメモリー モジュールでエラーが発生したことによるファイル システム エラー。
- Btrfs ファイル システムをサポートしていない Synology ストレージ システムに Btrfs ボリュームが移行されました。
出典: Synology公式: ボリュームがクラッシュする原因は何ですか?(公式の最終更新 2026年9月30日 / 当サイトの確認日 2026-09-30)
出典と注意
このページの手順はSynology公式: ボリュームの 1 つがクラッシュした場合の対処にもとづきます(公式の最終更新 2026年9月29日 / 当サイトの確認日 2026-09-30 / ページ更新日 2026-09-30)。
⚠️ Synologyのナレッジセンターには「記事のいくつかは英語から機械翻訳されており、不正確な箇所や文法の間違いを含む場合があります」との注記があります。重要な操作の前に、公式ページ本文をご確認ください。
このページの方針
- メーカー公式の記載を唯一の根拠とし、出典と確認日を明示します。
- 公式が案内していない手順を、推測で追加しません。
- データ復旧サービスの相談は、公式自身がそれを案内している状態にだけ表示します。
- データを読み取れる状態では、バックアップより先に削除・再作成を勧めません。