NASのデータを自力で復旧する前に
Buffaloが挙げる10の注意と、止まる判断
自力で進めてよいかは、「データが読めるか」と「別の場所にバックアップがあるか」で決まります。どちらかが欠けているときのリビルド、ファームウェア更新、復旧ソフトは、取り出せたはずのデータを失う原因になります。
このページはBuffaloのTeraStation・LinkStationを対象にしています。SynologyのNASはSynologyのボリュームクラッシュを確認してください。
自力で進めてよいかを確認する
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Buffaloが挙げる、やってはいけない10の操作
Buffaloは、NASのデータ復旧の成功率を高めるために注意することとして、次の10項目を挙げています。見出しはBuffaloの記載どおりで、説明は当サイトがまとめたものです。
- バックアップを取らずにNASのリビルドを実行しないリビルドの途中で別のドライブに障害が起きると、完了できなくなります。重要なデータがあるなら、リビルドの前にコピーを取ってください。
- HDDの順番を入れ替えないRAIDの構成が崩れます。ドライブを外すときは、どのスロットに入っていたかが分かるようにしておいてください。
- NASのファームウェアをアップデートしない不調時の対処として知られていますが、ドライブの状態を悪くしたり、RAIDの構成が消えたりすることがあります。
- NASを何度も再起動しない1回の再起動で直らないなら、繰り返さないでください。
- NASの電源を付けたままにしない動かし続けると、残っているデータが上書きされることがあります。電源を切り、それ以上使わないでください。
- NASから外したHDDをパソコンに接続しないパソコンにつなぐと、データが上書きされたり、ドライブの状態が悪くなったりすることがあります。
- NAS本体やHDDに衝撃を与えない叩いても直りません。状態が悪くなるだけです。
- データ復旧ソフトを試さない市販の復旧ソフトで必ず戻る保証はなく、ドライブの状態を悪くすることがあります。
- メーカーや修理業者に修理を依頼しない修理では多くの場合、ドライブの交換や初期化が行われます。修理は本体を直す手続きで、データを取り出す手続きではありません。
- データ復旧は信頼できる業者に依頼する追加料金や、復旧できなくても費用がかかる条件がないかを、依頼の前に確かめてください。
出典: NASをデータ復旧したい!認識しないNASのデータ復旧の方法と注意点(確認日 2026-09-26)。 サポートFAQではなく、Buffalo自身の有償データ復旧サービスの案内ページにある記述です(同社の営業ページでもあります)。当サイトは、操作を止める根拠としてこの記述を引用しています。
自力でできる範囲
同じ記事でBuffaloは、自力で復旧できる場合とできない場合を分けています。
別の場所にバックアップがある場合
障害が起きたドライブを新品に交換し、バックアップからコピーし直します。Buffaloはこれを「この作業は失敗の少ない比較的安全な方法です。」と書いています。交換用のドライブは、機種ごとに対応品が決まっています(交換用HDDの適合確認)。
バックアップが無い場合
Buffaloは「NASをRAIDモードで運用していなかった場合や、データのバックアップを行っていなかった場合は、自力でデータ復旧を行うことは困難です。」と書いています。データが読めるうちに、まず別の場所へコピーを取ることが、自力でできるいちばん確実な保全です。
修理とデータの関係
「修理に出せば戻る」と考えがちですが、修理は本体を直す手続きで、内部データの取り出しを保証するものではありません。この点はBuffalo自身が書いています。
出典: 重要なデータが取り出せない! NASのデータ復旧ならバッファローにご相談を。(確認日 2026-08-31)。 Buffaloの有償データ復旧サービスの案内ページにある記述です。当サイトは、修理に出す前にデータの扱いを確認する根拠として引用しています。
データ復旧を業者に頼むことを考えている場合は、NASのデータ復旧の料金で、Buffaloが公開している料金と、頼む前に確かめることを確認できます。
エラーコードが出ている場合
TeraStationの液晶やNAS Navigator2にエラーコードが出ているなら、コードごとの公式手順も確認してください。手順の中にはフォーマットやRAIDの削除など取り消せない操作を含むものがあり、このページの判定と合わせて読んでください。